雑記

日常のことをだらだらつづっています。

思い出しなみだ。

結婚式では絶対に花嫁からの手紙を読まないと決めているんだけど(お涙ちょうだいがキライなのと、書くとしたら父親のことが皆無になるため)、母親にこっそり渡すのはアリかなと思っていて、そのためにいろいろ思い出すことが多い。

 

医者の娘である母親は、裕福な学生生活を送っていて、私の学生時代と比べ物にならないくらいだった。

それは結婚してから、母の父(私の祖父)が亡くなるまで続いた。

私はそんな母親の若いころの話を親戚から聞くにつけ、いいなぁと思っていたし、大学くらいになると、「自分はすごく恵まれている環境だったのに、実の子には苦労をさせて、何とも思わないのかな」なんて考えていた。

母は13歳で実母を亡くして、それ以来お手伝いさんが来ていたし、私立の女子中・高の寮にも入っていた。(私も同じ学校だから、それがどれだけお金がかかるかよくわかっていた。)

大学では学費はもちろん一人暮らしの費用もすべて実家もち、成人の記念の振袖は2着仕立ててもらい、車は新車を買ってもらい、嫁入りの着物は数着仕立て、結婚式の費用はすべて出してもらっていた。

 

私はといえば、中高こそ母と同じだったが、大学では奨学金をもらい、アルバイトをし、結婚式の費用はきっとビタ一文払ってはもらわない。

 

それは実はいまでも思い出すとちょっと苦しくなってしまうときがあるのだけど(なんせ大学では母親と同じようなことをしてもらってる子が大半だったから)、自分が猫を飼って、この子をすべてのつらいことから守ってあげたいと思うようになってから、なんだか考えが変わってきた。

 

自分のこどもに好き好んで不自由な、つらい思いをさせたいと思う母親なんて、きっといないよね。

それに母親が寮に入ったのも、実母が亡くなったからなのである。

私は寮に入らなかったけれど、母親が元気で、毎日一緒にいられて、毎日母親が作ってくれるごはんを食べられていた。

お金がなくて悲しく思ったり、卑屈になってしまうこともあったけど、そういう幸せだったことにも、フォーカスして生きていかないとなと思った。

 

家族仲がいい人にとっては何を言ってるんだって感じかもしれないけど、私は家族の結びつきが希薄だから、今更になってこんなことを考えてしまう。

母親のことは大好きだったけれど、やっぱりどこかで「あんな男(私の実父)を選んだせいで」って思ってるところがあったから。

 

結婚って、いろいろ考えてしまうものなんだなぁ。本音を言えば、もう10年くらいは独身でいたかった。

内緒です。

 

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