雑記

日常のことをだらだらつづっています。

胸を痛めた日々。

いや、違う。こんな思わせぶりなタイトルだけど、そういう話では全くなくてですね。

Twitterでふと流れてきたはてな匿名ダイアリーの記事を読んで、自分が学生時代のころのことを思い出して、とんでもなく気持ちがゆさぶられてしまった。

anond.hatelabo.jp

anond.hatelabo.jp
とりあえず一読いただくのを強くお勧めしたい。。。

------------------------------------------------------------

地方都市に住んでいる学生(高校生)が、都心の同い年の学生たちとの得られる情報や機会の量(や、質)の違いに気づいて愕然とする話。
めっちゃくちゃ共感してしまった。しかし嘘松認定している人(都心出身っぽいのがまた…)も中にはそこそこいて、やはり都市部と地方都市部の学生では大きな隔たりを感じるね。

私も高校生までは地方都市(めちゃくちゃ地方都市。東京からだと海を越えるので。)に住んでいたからかな、筆者の言っていることが本当によくわかる。
とはいえ、県庁所在地にほど近く、中学受験をし、それなりに進学に力を入れている環境にいたといえばいたので、あの記事に書かれている境遇と全く一緒とは言えないのかもしれないけど、それでもやはり記事と同じようなことを考えていたよ。

高校になると全国統一模試のようなテストを学校で受けさせられると思うんだけど、その順位表を見ると、自分よりも上の順位に、聞いたことのない学校名が固まっていることに気づいたのが最初だったと思う。
私は大学から東京に出てきたので、今になっても、いわゆる都内の有名校みたいなものに全くうといのだけど、その順位の上のほうを占めていたのが、たぶんその有名校群だったんだと思う。

全国統一模試を受け続けていると、数学なら「解き方を知ってさえいたら時間をかけずに終わる問題」や、英語や古文でも「(熟語など)授業で触れていたら、迷わず選択できる問題」が多すぎる、と感じた。
そして、これは絶対に受験でも起こりうることだと感じて、ぞっとしたのをとてもよく覚えてる。
そんなの、その大学の受験を研究して、それを早いうちから教えている学校が絶対有利に決まっている、と思ったし、都心の学校はそれをやっているに違いないとも思った。

それに気づいた瞬間の絶望がすごくて、なぜなら、私の通っていた学校は(その当時は)あまりそういう塾っぽい内容を良しとしない学校だったので、そんなので受験を乗り切れるのか不安だった。

結局なんやかんやで第一志望の大学には入れたけど、今でも受験に落ちてしまう夢を見てドキドキしながら飛び起きるくらいには、プレッシャーや不安の大きい時期だったな。(受験生はみんなそうなんだろうけど…)

ブコメには「都内住みを嫉まれてもね」的なニュアンスのもあったけど、別に何も嫉んではいないんだよね…
都内の高校に行っていたら、触れる情報の質が高く、また、情報量も多かっただろうから、あの頃感じていた不安の大半は感じなくても済んだだろうし、しなくてもよい量の努力をしなくてもすんでいただろうなぁって思っただけで。

*

地方都市はそれに加えて「女の子は勉強なんかよりも愛嬌」地獄もあると思うのでね…マジで地獄だった…それを全力スルーして、勉強に全振りしてきてよかった、と今でも強く強く思う。

そうじゃなければ自分ひとりで立つことなんてできなかった。
無責任に女は愛嬌のほうが勉強よりも大事、といってくる人たちは、私が一人で生きていくために必要になる力を奪おうとする人。そういう人は、わたしの人生に何かがあっても、絶対に責任を取ってはくれないよ。

生き方は人それぞれなので、何を否定するつもりもないけど、私個人としては、自分の食い扶持は自分で稼げなければ不安で不安で頭がおかしくなってしまうタイプなんだと思う。

実家の母親を18年間そばで見ていて痛感したこと。
もしも現在、自分が経済面で頼っている人がいたとして、結婚後いきなり豹変したらどうする?(父親はこのタイプ)
もしも自分の気持ちが変わったらどうする?お金がないから、一人では生きていけないから、といって、もう顔も見たくない人と一緒にい続けるの?

自分のことを守れるのは自分だけ。
そう信じてきっと私は(健康が許す時まで)一生働いていくなあ。

最初に貼り付けた記事から割と脱線してしまった。
まとまりのない終わり方だけど、今回はこの辺で。